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0108 ゴーイング・コンサーン(企業の存続可能性)問題に関する取組み
 会計監査に世界基準 〜ゴーイング・コンサーン監査基準導入へ」 

 世界各国の会計士団体で組織する国際会計士連盟(IFAC)の会長 藤沼 亜起氏は、早ければ今年度中にも会計監査の世界統一基準を決めるために、独立した国際組織を設立する方針だ。国際統一が進めば粉飾決算の多発などで、国際的に批判を浴びている日本の監査制度は抜本的な見直しを迫られるのは必至である。例えば、企業の存続が危ぶまれる場合に監査法人が監査意見で投資家に注意喚起するゴーイング・コンサーン(存続可能性)問題に対する取り組みは、先進国では日本だけが基準がない。このように日本におけるゴーイング・コンサーン問題については、青山学院大学 経営学部教授 八田進二氏のグループによって研究されてきており、また、金融庁・企業会計審議会第二部会は、6月下旬に、監査基準の改訂案を公表し、その中に取り入れられる見通しとなった。監査法人をはじめ、公認会計士にとって金融市場の問題、企業倒産および不良債権等々の問題は、会計監査上の重要な課題となってきていることが指摘されている。
 このようにゴーイング・コンサーン問題に対する取り組みについては、金融庁・日本公認会計士協会でも注目しており、今後、監査教育面および監査実務面でも十分な理解が求められていることから、是非、この機会にゴーイング・コンサーン問題に対しての実力を高めてください。

講義内容


【 総 論 編 】
◎ゴーイング・コンサーン問題の背景
◎日本におけるこれまでの議論の経緯
◎会計および監査をめぐる国際的動向とゴーイング・コンサーン問題へのアプローチ
【 各 論 編 】
◎ゴーイング・コンサーン問題への対処に関する論点
◎世界各国におけるゴーイング・コンサーン問題へのアプローチの相違
◎日本の現行制度上ならびに改訂監査基準における対処の方法
◎国際会計および監査基準の展開とそれへの対応


講 師 八田 進二 先生
        ●青山学院大学経営学部教授
     町田 祥弘 先生
        ●東京経済大学経営学部助教授

日  程 2001年10月21日(東京)開催